ソラミミ兄弟の各駅停車



わたしたちの人生はまるで各駅停車だ。
快速でも特急でもない、
ひとつひとつ立ち止まりながら進む、
そんな感じがぴったりなタイトルだと
そんなことを話しながら、
しかし冷静に考えてみると、
もしかしてわたしたちは、その各駅停車にすら
乗れていないのではないかと疑います。

乗り込もうとする、その直前にドアが閉まり
走り始める電車。

↑あきらめと悶絶の挟間で各駅停車を見送る流山ダビデ。
それを撮影するわたし(川越フーコー)。
これが、わたしたちの人生なのかもしれません。

次の電車に乗れなければ、
これからもずっと立ち止まったままでしょう。