日本に「プロ野球」はない


野球界のことを語らしたら止まらないダビデ氏です。
この日の打ち合わせはほぼ
ダビデ氏によるプロ野球改革論の講義でした。

ご存じの通り、日本のプロ野球球団はほとんどが赤字経営です。
その赤字分は、親会社の補填によってまかなわれています。
親会社にしてみれば、
自社の名前を名乗って野球をしているのですから、
球団へ出すお金は宣伝広告費の一部でしょう。

ダビデ氏はこれが納得いきません。
まず
「プロ野球」なのだから、チーム名から企業名を外すべきと
机を叩いて訴えます。
それが出来ないというのなら、
プロ野球が企業の宣伝広告であるのなら、
日本に野球という文化はない、
と涙目で訴えます。

さらに

「オリックス対シダックス」

      ↑まるで社会人野球だ、と例えます。

まずは、選手の高額な年棒を抑え、
少しでも身の丈にあった経営をすべきであると、
話は今季年棒2億円の提示を
「沢村賞のすごさを分かってない」
と言って保留した涌井投手に非難が及びます。

「おまえが分かってない」

選手たちが「野球」で生み出すお金は選手たちの年棒より低い。
入るお金が少ないのに、なぜそれ以上を要求するのだ。

話したいことはまだまだあるようですが、
ここまででサイゼリヤ4時間。

(川越フーコー)