キ・ソンヨン選手の侮辱に気づきませんでした。


2011年サッカーアジアカップ準決勝・日本対韓国
ゴールを決めて喜ぶ韓国のキ・ソンヨン選手がカメラに向かって
日本人を侮辱するために「猿の真似」をしたそうです。

私たちもその場面を見ていたのですが、
侮辱されてるとはまったく気づきませんでした。
おもしろゴールパフォーマンスのひとつなのかと思ってました。
というのも、「猿の真似」が人種差別的な侮辱を意味するというのは
私たち日本人にとって一般的ではないからです。

侮辱するとか侮蔑するというのは、それを受ける側が
怒りとか、悔しさを感じて初めて成立すると思うのですが、
これではキ・ソンヨン選手の一方的な空振りなのではと。

しかも調べてみるとこの「猿の真似」は
欧米人がアジア人を侮辱する時に行う表現とのこと。

となると、同じアジア人のキ・ソンヨン選手がそれをすると、
猿が猿の真似をしてる、というより猿なんだから猿の真似ではなく
猿そのものだったりして、もはや侮辱だか屈辱だかすらも
よく分からなくなってきます。

そんな、ひとりカラまわりしまくったキ・ソンヨン選手が気の毒だということで、
侮辱に気づかなかったお詫びもこめて
今さらながら、猿の真似をされて悔しさに震えてみました(↑写真・フーコー撮影)
なんせ後づけなもんで気持ちが入っていません。