バレンタイン


先日、我々ポンプロが「やろう、やろう」と実行出来ない映画制作の小道具探しの為
秋葉原の『大人のおもちゃビル』に赴いた時のことなんです。

まだ1月の寒い時期で、街にはインフルエンザの菌が蔓延してるっつう噂もあって
二人してマスクして、帽子を目深に被ってその大人のおもちゃビルに行ったのです。

週末の土曜日だと狭苦しいビルにたくさんの人。
それも侘しい男性ばかりだけかと思ったら、なんとカップルもたくさん居たのです。
なんなら女性だけのグループも何組かいました。
性は解放に向かいつつあると実感したんですが、それでもマスクに帽子を被る
我々の目は確実にそのカップルがこの後どのようなことするか想像するだけで
目じりが下がり、脳内は色々なホロモンやらヘキサなんとかビンやらがあふれ出す感覚でした。

それもいかにも枯れている感じじゃなくて、普通の若いカップルなんで余計に…
君ら、そんなもん使わなくても十分楽しいだろ!
そんな風に思うと嫉妬やら、薄汚く情けない自分達の体やらを思い出し、
「ここは、男の楽園なんだ!女は出てゆけ〜」などと言えるはずもなく、
妙なテンションで小道具を探すばかりでした。

結局、お目当ての小道具は自分達で作れるということになり、秋葉原を後にしました。

ワタクシはこのバレンタインで思う。
「その、秋葉原の大人のおもちゃビルで買った玩具で今夜盛り上がらないで欲しい」
ワタクシがバレンタインのイベントに全くのっかれないから、負け犬的に吠えてると思わないで欲しい。
君らはもっと自分達で工夫して楽しい性ライフをエンジョイして欲しいのだ。
もう自分でも何が言いたいのか良く分からない。

↑↑の写真は「ここだよ、ここ」とちょうちんでハゲを指摘してくれるノンジ先生。