パワースポットはSか、Mか


ノンジ あれ?ダビデ君、なに、その待ち受け画面。

ダビデ これですか。これは今流行の『清正の井戸』の画像ですよ。
    これを待ち受けにすると運気があがって、幸せになるというパワースポットなんです。

ノンジ あ、それならワタシもあるよ。

ダビデ 何ですか、これ、真っ黒じゃないですか。

ノンジ これ、Gスポットの画像。

ダビデ うわ、気持ち悪い。何やってるんですか。
    ホントは知らないんでしょ、パワースポット!
    そんな事だから、先生は女にもモテないし、お金もないし、
    騙されるんですよ!負け犬ですよ!

ノンジ おい、キミ、ちょっと言い過ぎじゃないか。 
    まだワタシ戦ってないよ。不戦敗だよ。

ダビデ  負けてるじゃないですか。

ノンジ  キミね、若いからまだ分からないかもしれないけど、
     そんなパワースポットなんかで運気をあげようなんてムシがよすぎるよ。
     普段からね、絶え間ない努力をしない限り、人間が成長する事はないんだよ。
     
ダビデ  ああ、まあ、はい・・・

ノンジ  この間、ワタシもね、上野のマットヘルスでね、サービスの悪い女がいたんだよ。
     努力もしないでね、運気を上げたい、運気を上げたいって言っててさ。
     ワタシ、頭に来てね、その子の眼前にワタシのアナルホールを見せてさ
    「ほら、これが清正の肉壷だよ」って言ったんだよ。
     そしたらその子が怒ってね、私のアナルに指三本入れたんだよ。
     もう痛いの痛くないのってね。まあ、痛いんだけどさ。
     そしたら尿は自分の顔にかかるし、アナルは痛えし、
     おまけに三万ボッタクられてさ。
     それ以来、ワタシ肛門科通いだよ。
     何がパワースポットだよ!そんなモンないって!

ダビデ  何怒ってるんですか。全然いい話じゃないですよ。

ノンジ  あ〜、金欲しいなあ。