カレー南蛮うどん膳の仕組み


ジョナサンも通常メニューに戻り、
さっそく大好きな「ジョナサンのカレー南蛮うどん膳」を
食する流山ダビデです(↑写真)

当ブログにも何度か登場してるこのカレー南蛮うどん膳は
カレー南蛮うどんと、白ご飯が一緒に出されます。

なぜ、うどんにご飯がついてくるのか。

それは

日本人だから。

これはあまりに真っ当な答えすぎて
それ以上思索が進みません。
もしくは、お新香もついてくるので
それを食べるためだという答えも
あまりに味気がありません。

では、再び上の写真をご覧になって
ダビデがこの白ご飯をどう活用しているか考えてみましょう。

彼が左手で持ち上げているのが白ご飯です。
そして右手の箸で、カレー南蛮の中のお肉を取ろうとしてます。

このお肉をおかず代わりにして白ご飯の相手をさせようというのです。

なんということでしょう。

ダビデは、いや日本人は、
この、カレー南蛮というひとつの完結した食べ物をあえて分解し、
うどん食と、ご飯食の2種類の楽しみを
味わおうとしているのです。

しかし肉と白ご飯、汁と白ご飯といった具合の組み合わせで
食を進めますが、絶対にうどんと白ご飯という組み合わせだけは
繰り出しませんでした。

それは主役と主役がぶつかることになるからです。

このように、うどんと白ご飯、2つの主役を巧みに
使い分けながら完食しました。

日本人の食である米。
それはたとえうどんが主役のカレー南蛮うどんという場面にも登場し、
その主たる存在感を見せつけるのです。