I was born to love you


もう6月も終わりです。
今年の梅雨は(6月30日現在未だ梅雨明けしてず)雨も多かったですが
晴れ間という名の残虐な日差しも多く、一体いつが梅雨でいつが夏なのかの判断も出来ません。
雨も確かに多かった。
照りつける日差しも強かった。

頭皮に難を抱えるワタクシ達には雨に濡れ、日差しに突き刺され吐く息も乱れておりました。
ワタクシ達には重大な何かが足りていない。
些細な、そして大きな何かが足りていないんです。

そう、それは愛です。
LOVEが足りていません。

先日の撮影でも朋輩のフーコーが川原でホームレスのおじさんに話しかけられていました。
おじさんは云います。
「この辺にある草はオレの食料だ。勝手に歩き回るんじゃねー」と
尊大にかなり高角度からフーコーは云われてしまいます。
理不尽な物言いに、何も返答出来ず、ただ愚図愚図と恨み言を云うフーコーにワタクシが
「おい!愛だ。お前には愛が足りてねー」
そう云うとフーコーは
やおらQueenの「I was born to love you」を歌い始めました。
1番のサビのところで先ほどのホームレスのおじさんに
「うるせー」と云われてしまいましたが、負けずに完走しました。

「金も名誉も要らない。
愛する人よ、ただ君だけを抱きしめるために僕は生まれてきたんだ。
来る日も来る日も僕は君を守るために生まれてきたようだ。」
そういう感じで、あくまで感じでフーコーは涙目で歌っていました。

ワタクシにも一体に何が云いたいか、分からなくなりましたが
フーコーの写真を見てたらそんな風なことが書きたくなっただけなんです。
中年の叫びなんです。