熱闘!土手の上


このクソ暑い最中、甲子園では球児達が煌く箒星のように青春をかけて闘っている。
我々中年は熱中症と闘いながら、塩分飴を舐め舐めして青春を取り戻そうと
誰も得しない動画の撮影で汗を流している。

そうだ。暑い。

この日も関東地方は大幅に気温を上げて我々の体温も急上昇。
汗が力士の朝稽古のように大量に流れてはTシャツを黒く染めていく。
フーコーの鮮やかな長袖シャツが腋から赤黒く染まっていく様は嬉し恥ずかしい気持ちになる。
「汗をかくことは良いことなんだ。NHKの有働アナだって腋汗をかいているじゃないか」
と必死に言い訳めいたことを云う。
ワタクシは何も汗が悪いなんて云ってはいない。
何ならワタクシもご多分に漏れず、代謝は良いほうでまるでシャワーかスコールを浴びたように
全身濡れそぼってしまうのだ。雨の日に捨てられた子犬のように頭から大量に汗をかく。
そうすると、増毛した髪も濡れてしまい、ハゲが露になってしまうのだ。
そうなると、子犬じゃなくて、妖怪河童に変身してしまう。
「おい!ワタクシは河童じゃないぞ。髪の薄いサムライじゃ!」
とわけもなく、無意味な言い訳をしてしまう己がいる。

二人で腋汗を気にし、ハゲた頭を気にし、一向に撮影は進まなかったので
↑↑のようにフーコーを土手下から土手上まで走らせました。

ドンドン近づいてくるフーコー。腋はびっしょりです。濡れやすいんです。
そして通りこして

ポーズは決まってますが逆光です。しかも腋は濡れ濡れです。