キャバクラ狂想曲 その1


先日、残暑厳しい九月の薄暮。

まだまだムッとするような夕方に朋輩のフーコーといつものジョナサンで打ち合わせ中
キャバクラの話しになった。

いつもは経験値の少なさを露呈し、ワタクシの行動を羨むフーコーも今回は
「私だってキャバクラ行ったことあるぞ。アレだろ、女子が隣で酒を酌してくれて
甘い物には目がないだとか、嵐が好きだとか云うアレだろ」
と知ったかブリをかましてきた。

あながち間違いでもないので、ワタクシも調子に乗って

ダビ「そうだ。女子が酒を酌しながら高じて女子が下帯一枚になる狂態も拝めることもある」
などと嘘を教えてやると

フコ「何?下帯一枚?ま、まさかそれじゃ…」

ダビ「そうだ。あられもない姿になるので、
こちらも褌一丁になって同じく狂態を演じることがキャバクラの作法だ」

フコ「そんな風になってるのか、今は…」

絶句している体のフーコーだったので、罪悪感に苛まされ本当のことを云おうとした刹那

フコ「それは素晴しい!是非私も一度連れて行ってくれ!」
と破顔一笑(写真↑↑)

本当のことも云い出せなくなってしまった。

そして数日後、あのようなキャバクラ狂想曲を演じることになるとは…
(続く)