武芸者のように
先日の会食中での出来事。
朋輩のフーコーはいつもワタクシを自身の携帯でいつも狙っている。
カメキチよろしく、ワタクシの顔を激写しようとパパラッチなみの速さでシャッターチャンスを狙ってる。
↑↑のように顔はその前まで「ガンダムにおける宇宙世紀の定義は現代ではいつになるのか?」
を論じている刹那のことだった。と記憶は曖昧だ。
しかし、フーコーは顔は笑っているがその議論しているワタクシの顔写真を欲しているように
自分の携帯を下から突き上げ画面に納めようとしている。
戦国の武芸者のように鋭くカメラを抜く。
が、
ワタクシも流山流の免許皆伝を持っているのでフーコーよりも半歩早く
カメラに収めようとするフーコーをワタクシのカメラに収めた図である。
二人で二人を真剣に撮り合う。
気持ちが悪い。
ゲイじゃないのにこんなに写真を撮って、我々は一体どこに向かうのだろう。
まさしく武ゲイ者のような我々であった。