「今日はハンバーグにする」
「今日はハンバーグにする」
そう言ってメニューを開いたものの、
やはり、カレー南蛮うどん膳にしようか迷うダビデ氏です(↑写真)
先日のジョナサンでのことです。
外はうだるような暑さです。
冷房のあるところへ逃げ込んだ私たちですが、
ダビデ氏はここであえて熱いものを頼もうとしています。
こういうのをきっと
男らしさ
っていうんだと思います。
暑いからといってカレー南蛮うどん膳を裏切るわけにはいかない。
見てごらんなさい↑このせつない表情を。
これは女に泣かされたことはあっても泣かしたことはない男の顔ですよ。
しばらく考えましたが、決心ついたようで、
テーブルの隅にある呼び出しボタンを押したダビデ。
おっと、私はまだ決まってなかったのに。
しかし「待て」なんて野暮なことは言わない。
せっかくダビデが筋を通す決心をしたんだ、
それに水をさすようなことはしたくない。
わたしは急ぎに急いで自分の注文を決めた。
店員がやってきた。
するとダビデは少しエロい感じの多分人妻であろう従業員をまっすぐ見つめ、
重圧から開放された晴れやかな口調で
「冷やし中華とドリンクバー」
ズコー。
あまりにびっくりして
あたしゃ天井突き抜け外へ飛び出しましたよ。