ヘルメット・オブ・ザ・イヤー フーコー編

つづきまして、フーコー編でございます。
この狭きヘルメットワールドの中で今年をふりかえりますと、

1、ハイビジョン化成功
 世間では7月に地上デジタル放送に移行しましたが、私たちも
 動画HD化と相成りました。
 楽天ダンスコンテストでいただいた賞品の「楽天ポイント」で
 購入させていただきました。自分たちの財布では新しいビデオカメラなど
 買えるはずもないのです。

2、ヘルメット着用開始
 以前からヘルメットをかぶったりしておりましたが、タイトルも
 「ヘルメットアワー」の名を冠し、動画でもヘルメットを着用。
 キャッチフレーズは“ヘルメットで危険も視線もシャットアウト”
 確か6月終わり頃からでした。

3、撮影は外へ
 部屋の中にこだわって(?)撮影をしてきた私たちですが、
 ついに外へ出ました。春先はあまりに気持ちがよく 
 「もっと早くからこうすれば」なんて口先も軽くなりましたが
 夏になれば当然灼熱となるわけで。早々に弱音を吐いて屋内に戻りました。


というわけで、ダビデ氏記述の中からベスト3を選びます。
これまで「ブログのネタが無い」と常々こぼしていたダビデ氏が
今年のいつ頃からか突如“本気の記述”が始まりまして。
そうなるとバカバカしい内容から、文芸作品まで多岐にわたり
選ぶのがなかなか難しい。
そこで「わたしが思わず声をあげて笑ったもの」を基準に選びました。
おのずと真面目なやつは候補から消える。


3位  よろしく哀愁
我々ダメなオッサンの真骨頂。
哀しさもいくとこまでいくと笑うしかない。


2位  温もりをください
今までは、ダビデ氏の記事に私(フーコー)が登場することはほとんどなかった。
あったとしてもその日の撮影のことを語るのに説明のひとつとして登場するくらいだった。
しかしダビデのペン先の矛先がこのブログに向けられるようになってからは
私をいろいろ撮り、文章と写真で操るようになった。悔しいが、笑ってしまった。

1位  仲間を救助せよ!
突然始まった「高カロリー機動中隊」。
私に衣装を着せ、内容を聞かされないままいろいろとやらされ、
出来上がってみたらこのシリーズ。
私は訳もわからず言われるがままなので、このシリーズに私の主体性も愛着もない。
つまり他人事。自分が写っていながら自分ではない、不思議な感覚。


なんだ?私の写真が載ったものばかりを選んでる。我ながら気持ち悪い選考。
しかし今年のほとんどが私の写真なのだ。
ダビデの本気が隆起した今年、獲物を狙うその鋭いペン先は私を貫いた。


そして今年のイチバン動画 川越篇

Self Control

今思えば始まりは私の「何か写真送れ」だった。
ダビデが送ってきた半裸の天狗写真をまぁまぁの面白さと位置づけ
しぶしぶ記事に使用していたのが、
今度はダビデ氏

「天狗で動画を撮りたい」

と言い出した。

そんなもの面白くなるはずがない。

確信よりも確かな何かを感じていたが、
やりたいものをやる、風通しのいい我々なので
ダビデの言うがままに寒い夜だからを撮影。
しかしやってみたら意外とアイデアが生まれる。
この第二弾が「Self Control」(別名・小室サウンドの復権)。
最後に出てくる蝶ネクタイの2人組はこの曲を聴いていた
高校時代からやってみたいと思っていたことです。

小室氏は悪いことをしてつかまった。
しかしその彼が作った曲は、私が青春時代にハマった曲であるのも事実。なんとも複雑だ。
それにしてもダビデ氏は天狗を妙に面白くする。計算づくしの演技とも思えないが、
私がこのシリーズを気に入り絶賛すると、ダビデ氏は「こんなのつまらん」とのたまう。
なるほど、さして考えてやってるわけではなさそうだ。天性のテングか。




不毛と自己否定をモットーに活動する我々ですが、
年の瀬くらい自分たちのことをホメたいと思う。
それは

こんなブログ誰も見てはいないのに、
あたかも大勢の人が見てるかのごとく真面目に取り組んでること。

来年もよろしくお願いします。