うぉんちゅー
ダビデ氏にカメラを向け
「何か面白いことやって」
と要望したら
間髪入れずにやってよこしたのが
↑上記のポーズで「ウォンチュー!」
いわゆるひとつの
Want You
ですね。
突然のフリだったので申し訳ないのは分かってるけど
さして面白くもないし、よくわからない。
私がポカンとしているとダビデ氏
「すまん、これはちとひどかった。もう一度チャンスをくれ」
と言うので、再びカメラを向けて
「何か面白いことを」
すると↓ご覧のポーズで
「キルミー」。
・・・。
つまり KILL ME ですね。
能動か受動かの違いで、内容的にはさほど変わりはないと思う。
そう伝えると
「そうだな。わかった、まったく違う路線にしてみるからもう一度」
いや、ほんの軽い気持ちで始めただけだから、
もう終わりにしよう、と言っても
いったんダビデ氏に火がついたらなかなかおさまらない。
ダビデ氏「いや、俺が納得いかないんだ、頼む。次こそは」
と食い下がるのでしぶしぶ
「何か面白いことを」。
今度は↓
「ミスユー」。
いや、先生、悪かった。ホントに私が悪かった。もう、もうやめよう。
と訴えても
「いいや、止めるな、もう一度」
何度でも立ち上がるボクサーのようになってきた。
私はすぐにでもタオルを投げ入れダビデ氏を楽にしてやりたいのだが、
どんなに打たれても懸命に立ち上がるその姿を見ていると、
なかなかタオルから手が離せない。
それにしてもなんで英語シリーズなんだ。
「さぁ来い!」
なかば肩で息をしながら要求するダビデ氏。
見ているこちらは涙が出そうだ。
「さぁ、どうした、早く!」
もしかしたら次は「ニージュー」いや、「キスミー」かもしれない。
このままボロボロになるのを知りながら続けるのか。
それとも止めるのか。正しいのはどっちなのだ。
わたしは、良いセコンドにはなれない気がする。