料理上手は床上手について
昔から良く聞く言葉だ。
料理上手は床上手。
ワタクシは料理の類は一切合財得意じゃない。
料理本を読んで作っても何だか美味しく作る自信がない。
ということは、ワタクシは床上手じゃないのだろうか?
そんな疑問が浮かんだのでそれとなくフーコーに聞いてみた。
ダビデ「貴様は料理とかするのか?」
フーコー「するね。私は料理好きだよ」
ダビデ「むう。」
フーコー「なんで?」
ダビデ「一体どんな料理を、どんな気持ちで作るのだ?」
フーコー「それは食べてもらう人のことを考えてだな。段取り良く手際良くやるのが基本だな」
ダビデ「ふーむ。それで貴様が作る料理は誰が食べるのだ?」
フーコー「誰って…私が作って私が食べるんだが?」
ダビデ「なに?自分で作って?自分で…それって…」
フーコー「一体全体何なんだ?さっぱり貴公の云うことの真意を量りかねるが?」
ダビデ「いや。何も云うまい。」
きっとフーコーは一人上手なんだろう。
今度から料理上手は一人上手って言葉もワタクシの脳内辞書にセットしておこう。
料理上手は床上手(で一人上手)
ワタクシも少し料理をやろうと思う春待ち宵草。