反射神経


よくよく思い返せば、ダビデ氏はよくうどんを食べる。
御存じカレー南蛮うどん膳は必ずと言っていいほど頼むし、
この日も特選鍋焼きうどんランチを食してる。

「特段にうどんが好きなわけでもなく、蕎麦もそれなりに食べるが、
なにがなんとかで、うどんはおいしいし結果的によく頼むんだ」

と、うどんについて話していたことがあったが、
この「なにがなんとかで」の部分がどうしても思い出せない。

↑上記の写真はうどんを食べてる時に突然カメラを向けて撮った一枚。
不意をつかれたにもかかわらず、面白おかしい表情をしてみせる。

ホントは全身で何かをしたいところだろうが、
なにせまさに口に箸を運んだところだったので、
顔だけが間に合ったというわけだ。

私がカメラを向けてシャッターを切るのが早いか、
それよりも早くポーズを作るのか。


私はいつも隙を狙っているし、ダビデ氏は反射神経で迎え撃つ。

撮るか、撮られるか。
一瞬の勝負である。