蕎麦への後ろめたさ
↑ダビデ氏が食べているのは「旨辛うどんご飯」(ご飯大盛り無料)である。
カレー南蛮うどん膳を毎回のように食べてたことがあった。
しかし最近は、前回につづき違うウドンである。
ここまで書けば、俊秀な読者諸君はお気づきであろう。
彼はウドンが好きなのだと。
しかしダビデ氏はそう言われることを良しとしない。
カレー南蛮うどん膳が好きなのは自ら公言している。
しかしそれ以外のウドン物を食べるときは必ず
「蕎麦のほうが好きなんだけどねぇ」
と一言添える。
でもウドンをよく食べるよね。
と深追いすると
「いやぁ、まぁ、それはまぁ、ね、蕎麦も好きですよ」
と言葉を濁す。
答えたくないのか上手く答えられないのか分からないが、
聞いてるこちらはよく分からない。
そこで私なりに仮説を立ててみた。
西はウドン、東は蕎麦と言われる。
最近ではおいしい讃岐うどん屋さんが東京にも出店しているが、
我々としては、「立ち食い」と言えば「蕎麦」である。
立ち食い蕎麦屋とは言うが、立ち食いうどん屋とは言わない。
チャキチャキの東の人間であるダビデ氏は
蕎麦を頼まずにウドンを頼む自分に後ろめたさを感じているのはないか。
東の人間として、増えたきた後ろ髪をひかれているのではないか。
しかし蕎麦も好き、うどんもまた好き。
これも事実である。
そんな彼の複雑な心境が、
ウドンを食す吐露されている、ということではないだろうか。