うどんへの愛情
先日、朋輩のフーコーとデニーズに行った時だった。
ワタクシは普段から立ち食いソバなどで食事を済ますことが多々ある。
時間に追われてもいないのに一人寂しく、しかも立って食事を済ますなどは
イタリア人あたりからしたら信じられないくらいだろう。
それがディナーにさえなるのだからチョンガーとはどんな人種なのだろう。
立ち食いソバで食べるのはワカメ蕎麦が大半である。
ワカメは髪にも良い。
ヘルシーだ。
何より安い。
自分自身のご褒美として月に何回かの確率でコロッケを投入する日もある。
そうだ。
所謂一つのコロッケワカメ蕎麦へと変貌する。
うむ。いつもの寂しい食事が一気に華やいでいるようにも見える。
そんな風に立ち食いソバ屋に入れば、ワタクシは蕎麦を食す。
だがしかし、ファミレスに行くと、何故か高確率で「うどん」系を頼んでしまうのだ。
何度もご紹介しているジョナサンのカレー南蛮うどん膳然り
ジョナサンの鍋焼きうどんランチ然り。
同じくジョナサンのチゲ鍋うどん ライス付然り。
そして、場所を変えデニーズでも↑↑の鍋焼きうどんを頼んでしまった。
それをくさすフーコーの記事すらもあがっているではないか。
「蕎麦への後ろめたさ」参照
そこでワタクシなりに考えた。
何故こうもファミレスだとうどん系ばかりを頼んでしまうのか。
何故坦々麺とかではなくうどんなのか。
ワタクシの回答はこうだ。
それは、冬だから。
外はコンコン木枯らし。
私の心も風にさらされて。
そんな寒い季節にうどんは身も心も温めてくれる。
何なら暑くなって汗が出てしまうくらいだ。
ツルツルの麺がシコシコして、喉を通る喉越しも良い。
チョンガーとは皆さんが思っているよりも心は荒み、おびただしい痛みを抱えているんだ。
だから温もりを、愛を欲しているのだ。
うどん愛。
愛うどん。
どっちでも良い。
愛されたい、うどんに。そして愛したい、うどんを。
そんな関係でいるかのようにワタクシは、たまのファミレスの豪華な食事をうどんを愛でて
愛し、愛されたいと願っているのではないだろうか。
いうなれば、蕎麦は体の関係、うどんは心の関係だと言及しても差し支えない。
ま、超どうでもいいッスね。マジで。
ただの気分だったんだと、今では思う。