一寸先は闇


先日のことである。
ワタクシのパソコンがいくら電源を入れても↑↑のような真っ暗な状態になってしまった。
いくらマウスを動かしてもウンともスンとも云わない。
寿命なのか?
ワタクシは機械やメカに存外疎い。
疎いというか、苦手だ。
昭和の母親が、まだダイヤル式のチャンネルテレビの電波が悪くなると
45度の角度から叩いて直すように、
ワタクシも機械全般などは叩けば直ると思っている輩でもある。
叩いたり、息を吹きかけたりすれば直るんじゃないかと思っている。
そして本当にたまさかに直った事実があるのだから仕方ない。
所謂ショック療法のようなものだ。

なのでパソコンが↑↑のような状態になったので
叩いたり、すかしたり、いなしたりと手をかえ品をかえパソコンに向き合ってみた。
まさに恋愛中の男女のように褒めたり、怒ったりと同じ行為なのである。
時には
「何故そんなにつむじを曲げるのじゃ?」と問いながら
本体をさすり、
「そうも怒るでない。ワシにも間違いはあるゆえ、ゆめゆめそのようなことするでない」と慰めたり
時には
「ええい、いつまでそうしておるか!わしの身にもなってみろ!」
と恫喝せざるをえない。
よくよく見てもらうと、↑↑のパソコンの前に卵型のテンガがるのが分かるだろうか。
そうなのだ。
ワタクシがその日パソコンの電源を入れ、卵型のテンガでエロ動画を見て
それなりに事を起こそうとしたのに、パソコンはいうことを聞かずにブランク状態なのだ。
男性諸氏には無論分かると思うが、「いざ!」と思ったときに出来ない
焦り、怒り、混乱は分かると思う。
それが待ちに待って起こした行動なら尚更ではなかろうか。

結局この日は何も出来ずに悶々と悶絶しながら眠りについた。
翌日に撮影ということもあり朋輩のフーコーがきて直してくれたので助かったが
パソコンの状態はいつ壊れても仕方が無いところまできている。

パソコンがない生活を考えられぬゆえ、新しいパソコンを買おうかどうか悩み中である。



一寸先は真っ暗闇で、何が起るかわからない。
これから先の、また、近い将来にどんな不幸が待っているかは、
全く予知することができない