偽りの頭に宿る神あり
我々は頭がハゲている。
人間だもの。
年老いてゆけば関節が痛かったり、胃腸の調子が悪かったりと
生きてゆけば不調が陥るは致し方ないことだ。
毛髪が抜け落ちることは人生において仕方ないことだと
諦めることも必要だが、抗うことも人生において必要なのではないだろうか。
↑↑の写真は動画撮影の折にカツラを着用させた朋輩のフーコー。
必要以上に生え際を指差し、
フコ「ここがやっぱり重要だ」
などと云いながら、もう後退しくさった己の生え際を愛しむようだ。
ハゲでももう少し踏ん張って耐えるのも人生の何かを得るのではないだろうか?
それなのでワタクシはハゲを治療する薬を飲んでいるのだ。
正直に生きてもいい。
でもどこかで嘘をついても報われることもあるのではないだろうか。
そう信じる春の夜。
神は正直の頭に宿るものと思ったらまちがいだ。
うそを言って金をもうける商人にも宿る神があるということ。