活字世代の逆襲
ご存知の通り、ダビデ氏はスマホを所有している。
買った当初は使い方もよく分からず、
指での操作も思ったところに触れられず
違うところが開いたりしてスラスラ感とはほど遠く、
悪戦苦闘で悶絶卒倒。
しまいには
「ふつーのケータイにすりゃよかった」
などとのたまう始末。
私なんかはそうなるのが目に見えて分かるので
ハナからスマホにはしない。
次買うとしてもケータイだろう。
しかし、
買ってから一ヶ月もすると、
スマホ生活をそれなりにエンジョイするダビデ氏を見るようになる。
以前のように鬼の形相で操作することもなく、
涼しい顔して操っている(↑写真)
しかもなんらかの付属機器までつけてる。
ダビデ氏いわく
「使い方が分かりやすく書いてある本を買った」
読書家のダビデ氏は、本としての活字を読めば、
スマホのいろいろなことが理解できると言う。
どんなに電子機器が発達しようとも、最後は“本”がモノを言う。
ダビデ氏は当然、電子書籍には否定的な活字印刷派だ。
このままいくとスマホを完全に使いこなすようになるかもしれない。
一度は先端技術に駆逐されそうになったが、
活字世代の逆襲が始まった。