花嫁の父
先日のUSTREAM生配信に際し、別の動画も撮影しようということになり
役柄上朋輩のフーコーは衣装と称し背広姿での登場と相成った。
こうして背広姿のフーコーを見やると、真面目で誠実で社交的そうな一面を見ることが出来る。
しかしその実フーコーは外見とは裏腹に不真面目で不誠実で軽率で内向的な男だ。
いうなればワタクシなんか、中途半端で傲慢で小心で短小で早計で馬鹿で自尊心だけ強い
ダメな男なのだが、
そんな我々も既に中年の域に達している。
世が世なら娘がいてもおかしゅうない。
そうなると嫁ぐ娘とその父。ということを時に考えざるをえない。
どうしようもない我々だが娘の嫁ぐ日の父の心模様というお題で練習をしてみた。
ダビ「お父さん。娘さんを僕に下さい」
フーコー「いやいや私の娘なんて貴方にはもったいない。ここはお引取りください」
ダビ「待て。なんだそれは?貴様の娘なんぞはワタクシだって願い下げだがこうして練習しているのだから一角の父親らしく振舞えないか?」
フーコー「確かにそうだな。よしもう一度お頼みもうす」
ダビ「お父さん。娘さんを僕に下さい」
フーコー「娘は私が手塩に育てた大事な娘。おぬしがどのくらい娘を愛しているか言上せよ」
ダビ「申し上げまする。海よりも深く、空よりも高く娘を愛しております」
フーコー「なれば海深く、潜りそれを証明せよ」
ダビ「ワタクシは泳げません」
フーコー「むぅ。泳げぬのに海より深く愛しているとのたまうか!」
ダビ「それくらい、泳げないけど、それくらい愛していると云ってるのだ!」
フーコー「泳げないのに海に行くとはどういうことだ?何だ日焼けか?日焼け目的か?」
ダビ「そういうことじゃない。」
フーコー「貴様に娘はやらん。出直してこい」
ダビ「む!なかなか良かったぞ!理は合わぬが厳しい父親として威厳はあった」
フーコー「うむ。これなら安心だな。それはそうとまずは結婚しないと始まらないから
とりあえず出会いを求めて無料チャットにでも登録するか!」
色々間違っているが我々の日常はこんなもんです。