ファミレス慕情


よく行くファミリーレストランでは、
同じ店員さんを何度も見かけることになるわけで、

あの人はきっと人妻だとか、
あの人は学校帰りのアルバイトだとか、
我々の想像の範囲内でいろいろと議論します。

見かける回数が多い人ほど
いつのまにか仮の名前をつけて呼ぶことになる。
呼ぶと言ってもあくまで我々の中でだが。

やがてそれは情に変わり、
今日はいつもより元気がないんじゃないかとか、
忙しそうで大変だな、じゃあ注文は簡潔にすまそうか
などと気遣うようにさえなります。

逆に言えば、もしかしたら我々ももう顔を覚えられてるかもしれない。
そうだとしたらどんな2人に思われてるだろうか。

それはもちろん“気持ち悪い2人”だな。きっと。

というのが我々の結論。

(↑写真は、「あれ?あの店員さんは初めて見る人かな?」のダビデ氏)