付け合せの人生


ジョナサンの“まごころ和膳”は付け合せが充実している。

それと同時に、
人生も折り返し地点に差し掛かったこのごろになって
生きることのなんたるかを悟ることができるようになった、
気がする。

ひとそれぞれ生き方はあるだろうが、
せめて死の床にあって
「あぁ、そこそこ楽しい人生だった」
と振り返れるような毎日でありたい。
そう思うのだ。

しかし生きるには仕事をせねばならないわけで、
その仕事がその楽しさである人はいいが、
大部分の人がそうではないわけで。
仕事は仕事、金銭取得の手段であることが多く。
しかしその仕事に人生を大半の時間を費やすのだから、
それを主菜とするならば、副菜をいかにおいしく
楽しくせねばならない。

ジョナサンのまごころ和膳は、
人生を語りかけてるような気がしてならないのだ。