したたかに肉を喰らう


先日、ワタクシも誕生日を迎え色々な方に誕生日プレゼントをもらったり
お祝いメールをいただいたのですが、
随分と日にちが経ってからワタクシの大老ノンジ先生から入電があった。

「誕生日だったんだよな?これからクーニ食いに行こうゼ。クーニ」
とお電話があった。

ワタクシは先ごろ入会したネットエロ動画を見ようとしていたので
クーニの響が何やら、いやらしく聞こえ

「いいんですか?クーニしていいんですか?」
と反問してしまい
クーニの意味を肉を食べに行こう。と理解するまでにいささか時間がかかりまいた。
以前、ノンジ先生に呼び出され、ステーキを喰らう参照
そんなこんなで二人で焼肉店に行くことに。
焼肉なんて久しぶり。

ノンジ先生が
「上カルビと上ロースと、後は」
などとじょうじょう云うのでワタクシは目が丸くなり、その言動に瞠目していると
「これ食おうゼ。牛のタマキン。これでもうガインと唸りを上げるゾ。カッカッカ」
何やらホルモン的なお肉を頼もうと云うらしく、精力をつけろと申されるが、
ワタクシがその猛々しいイチモツを手に入れても結句、エロ動画相手に消費されるので
それはそれで申し訳ないと思うも
「え?タマキン今日終わっちゃったの?何だよ。じゃあハラミでいいや」
と全てが杞憂に終り、いざ肉を食うことに相成りました。

肉を焼いたり、網を替えたり。
サンチェに肉を巻いたり、辛いスープをすすったり。
それはそれは日頃のファミレスでは想像も出来ない食事をさせていただきました。

「写真?おぉ撮れ撮れ。」
またもやノンジ先生の写真を撮れと強要され、撮りました。↑↑写真

「ルービ飲もうぜ。」
どうやらビールを飲もう。ということらしく瓶ビールを一本頼むも
下戸の二人は
「もういいか」なんつってビールを残し

「甘いモン食いてーな」と云って喫茶店に移動し
生チョコを食べました。


「何これ?チョコなのクソなの?カッカッカ」と静かな喫茶店でデカイ声で高らかに笑い


マンゴーのパフェなるものを注文したノンジ先生は
「う〜ん、おマンゴーちゃん大好き」ときわどい発言をしながらも
バクバクとパフェを平らげるのでありました。
「そんじゃ俺、これから名古屋まで行くから。またな」
と颯爽とタクシーに乗り込み、どこかに消えてゆきました。

そのパワフルな食欲、みなぎる性欲、推し量る仕事量、
まさに人間発電所。往年のサンマルチノみたいでした。

ワタクシはといえば重くなった胃袋を抱え、突き出した下腹のせいで性欲もしぼみ。
胃薬を飲み、ふらふらと布団に入る初夏の夜でした。

今のご時世、発電所関係のことは憚れるので
その日のノンジ先生はまさに人間風車。往年のビル・ロビンソンのようにパワフルだった。
と訂正させていただきます。