およそ!生クリーム
我々は高カロリー機動中隊である。
現代人のカロリー過多に悲憤し、誰にも頼まれないのに立ち上がった。
やはり高カロリーの食べ物と云えば、甘いものだ。
女性が太る理由は甘い物だ。と断言する中隊長の川越。
その声はとどまるところを知らない。
「女子は甘い物に目が無い。どんなに怒っていても甘い物を差し出せば
大抵のことは許してくれると信じている」
そんな幻想の中、本日の演習は
『ヒゲ剃りのシェービングクリームを生クリームに見立て
その辺に転がっている石をケーキみたいにして美味しそうに食べてみよう』だ。
早速、川越が石にクリームを吹き付ける。
おぉ!何だか美味そうだ。
川「おぉ!ダビー何の変哲のない石が、ゴージャスなショートケーキになったようだ」
そうか?何か汚らしい感じがしないでもないが…
川「あぁ〜もう、直で!直でちょうだい!」
何を思ったか、中隊長がシェービングクリームに口をつけて
バクバクと食べだしてしまったではないか!
流「大丈夫ですか?」
川「いきおい余って食べちゃった。これ、あれだな。全然甘くないな。
もうさ、面倒だからこれからサウナ行って、ヒゲ剃ろうぜ。暑いし」
逆に風呂に入ってさっぱりしたいと云うことだろうか?
渋々承知し、二人で近所の銭湯に向かうのであった。
川「あれだな、さっぱりした冷やし中華食べてぇな」