メガネの謎


時おりダビデ氏はメガネをかける。
↑写真左は最近のメガネ、右は何年か前のメガネである。

よーく見ると、違うメガネのようだ。
同じような黒いメガネだがわずかに形状が違う。

なぜメガネをかけるのか問うとダビデ氏、
「ユーストリームをするに当たって貴様との区別を鮮明するためだ。
こうしてやれば、我々を判別するときに
メガネのほう、メガネじゃないほう、
と示すことができるだろう」

なるほど、今のままでは無名でさしたる特徴もない私たちを指す場合に
「髪の薄いほう」
と言われてしまっては、どっちなのか喧嘩になってしまう。
貴様のことだ、と罵りあってしまう。

さすがのダビデ氏、である。

ということは私は“メガネじゃないほう”だな。

この“じゃないほう”という逆説的説明が妙に気に入った。

なんなら私自身も“ダビデじゃないほう”だ。

昔、辞書で「右」と引いたら「左じゃないほう」
と出てきたのを思い出した。