いつかは世界を釣りたい


我々はこのようにネット社会の片隅で細々とブログを綴り
誰も観ていない動画を撮り、誰も期待していないのにUSTREAMでトークをし
世界のことや、政治のことや、何気ない若者の夢などを応援したりしている。

いわばネット社会の遭難者のような我々だ。

勝てない勝負を避けつづけ、気が付けば人生は半分を折り返し地点も見失う体たらく。
努力をせずにまごまごと行き着けば人生迷路。
右に曲がれば、左が良かったんじゃないかと喧嘩し、
いつも他人のせいにしながら航路は西へ東へ大奔走。

でもいつかは、世界を釣りたい。
いつか我々の迷子が間違いでもいいから満天下に晒すことを願いながら
↑↑のように大漁を期待してシュミレーションをする日々であります。

フランクルは云う
「“わたしたちが生きることから何を期待するか”
ではなく、むしろひたすら、
“生きることがわたしたちから何を期待しているのかが問題なのだ”
ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。」

そう、人生に絶望する前に、人生から何を問われているかが問題なのだ。

そう、ワタクシ達はまだ本気になってないだけなのだ。きっと。多分。そう思う。