スムーズ・クリミナル

先日の動画コンテスト作品の撮影中に
フーコー「今回は敬慕するマイケルのスムーズ・クリミナルをやってみたい」
根本「スクール・クリミナル?」
フーコー「スムーズだ。スクールじゃ学校だ。それどんな学校なんだよ。逆に聞きたいわ!
映画ムーンウォーカーで見せた、45°に傾くパフォーマンスだ」

知っている。そのパフォーマンスは知っている。
あれは映像的錯覚を利用したものではなかったのか?
こんなどうしようもない中年二人が出来るような代物なのか?
それにそんな面白パフォーマンスをこんな動画投稿に使っていいものなのか?
疑問はコンコンと湧き上がる湧水のように浮かぶが異論を挟む余地は私にはない。
フーコーがやりたいと言うのであれば、私は反対の賛成なのだ。

実際にいつものように、土手に行き撮影しているとどうも上手くいかない。
「もうちょっと、傾けられないか?違う、そうじゃない。違う違うそうじゃ、そうじゃない」
と段々口調が厳しくなるフーコー。
私なんかは運動神経が悪いうえに最近は持病の腰痛もあって、体が思い通りに動かない。
「そんな風に言われてもできねーよ。お前やってみろよ」
といつもの末っ子的我儘が爆発するとPB151638 (1024x577).jpg
↑↑のようにフーコーが手本を見せてくれたが、これが果たしてあのパフォーマンスかどうかは
私には判断のつかないところでもある。