気の毒カフェ


もしお店を出すなら「カフェ」だ。
名前は「気の毒カフェ」
我々のように、いろいろなものが抜け落ちて
何も増えやしない輩が集まる。

いらっしゃいませのかわりに
「こんな店ですいません」。
注文を聞いたら
「それはお気の毒に」。

コーヒーは人生のごとくほろ苦く。
店内は電球色の照明で。

(写真↑気の毒な私たちが気の毒な感じでお迎えします)