獅子16

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私はどっちかと言えばネコ科の人間だ。
人間を犬か猫に分けるという概念が存在するのかどうか知らないが、
私はどっちかというとネコ科だと思っている。
気まぐれで甘えん坊で、そう簡単に懐かない。
人を疑い、壁を作る。人見知りも半端じゃない。
腹黒いし、計算高い。
しかし、一度信用してしまえば、甘えが半端ない。
時に怒られるくらい甘える。甘えすぎて煙たがれる。

そんなネコ科の王と言えば、やはりライオンではないだろうか。
獅子だ。
獅子は我が子すらも谷底に突き落とし、這い上がってきた子供だけを育てるという。

むぅ。

私ははっきり言って登ってくる自身はない。
谷底に落ちたら死んでしまうか、けがが治るまでそこでジッとして、
どこか違う所に移動して、そこで別の動物なり、人間なりに捕えられるか殺されるかだ。
本人が自覚している。
16歳の時にそう自覚したのだからしょうがない。
↑↑の写真は足がつってしまい苦悶の表情の私。
ひ弱なんだよね、実際。