休日の損得


批判を恐れずに言うならば、私は、ひなたぼっこが大好きだ。
ひなたぼっこの“ぼっこ”の意味が不明でひっかかるが、それでも昼下がりに心地よい陽だまりに身を置くことがこのうえなく気持ちいい。
休日に家でゴロゴロするのがもったいないというかたには申し訳ないことを承知で、天気の良い午後はひなたぼっこに時間を捧げたいというインドア派のわたしだ。
特に今くらいの季節は暑くも寒くもなくちょうどいい。

さらに言うならば、ひなたぼっこ中にウトウトし始めた感じがさらに気持ちいい。
今にも寝そうなあの感じ。
寝なくてもいいけど、今日は何もないから寝てもいいんだよ、というあの感じ。
まさに眠りに誘われるという、あの感じ。

しかし、そのまま眠ってしまってハッと目が覚めたときにすっかり日が暮れてあたりが真っ暗、となったときのあの失望感、あの損した感じはそれまでの心地よさが取り消しになるくらい惜しい感じがする。
寝ている間は記憶がないから、余計に損した気がする。
気持ちいいから眠くなる。
眠ると損した気分になる。

というわけで、いつも結論がグルグル回り、いいんだか悪いんだかよく分からなくなってしまう。。

(↑写真は、動画でよく出てくる部屋。ここはよく陽が入る)