言い訳人生

113 (400x300).jpg
私の最大の言い訳は
「まだ、本気出してないんです。いいんですか?私が本気出してしまって?」
です。
かれこれ20年くらいはこんな思いで生きてきました。
とても残念な人です。

そういう人生をたどっているから、人にも恵まれず、運にも恵まれず、何なら努力まで怠る始末。
自分で自分が手に負えませんし、自分を信用していません。
流されて生きるわけでもなく、まっすぐに生きるわけでもなく
フラフラと自分の欲に流されながら、生きてきた代償が今現在の体たらくに繋がっているのですから
仕方ないの言葉で罵倒されても、私には返す言葉もありません。

もうこの文章自体が言い訳の負け惜しみのヒガミにしか聞こえませんよね。

私は思う。

私が死んだときに私を少しでも知ってくれている人々は泣いてくれるのだろうか?
あの人は私が死んだらお線香をあげてくれるのだろうか?
死んだときのことを考え、喪主は兄が務めるだろう。
兄は私の友人があんまり悲しんでないことに、悲しまないだろうか?
ごめんよ家族。
ごめんよ愛しかった人々よ。
バカにされ小突き回されてきたが、私の人生におけるフィナーレには
どうか私がいたことを忘れないでほしい。
路傍の石くれのような私ですが、
愛しい人々に少しでも覚えていてほしいからこうして言葉を紡ぐのです。

そう言ってる奴ほど、長生きするってことも知っています。
合掌。