何も出てこない話し

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世界中の人が集まって、バミューダ海域にある「海の栓」を抜くかについて会議する番組があった。
その栓を抜いてしまうと当然のことながら、海の水はなくなってしまう。
毎朝、人が洗顔した後に水を洗面台に流すように。
ゴゴゴゴゴゴゴオゴゴ。という音ともに水は排水管を下り流れていく。
海の栓を抜くと、同じように(規模は違うが)宇宙に水が流れていくんじゃないかって思われている。
世界中の頭の良い人たちとかが集まって、抜くべきか、抜かざるべきかで議論している。
国営放送は絶えずその議論の様子をライブで放送している。
海がなくなってしまうことを危惧する人
とてつもない前例のため、新しい人類の為に栓を抜こうと考えている人

干上がった地球は一体どうなってしまうんだろう?

皆、その議論に注目している。
民放のワイドショーは、街中で市井の民にその是非を問うが
民がそんなことわかるわけないし、実際に海がなくなることについて真剣に考えている様子はないわけで。

僕はその番組をぼんやり見ながら、海水が宇宙に流れ出す光景を思い浮かべ
海水や魚や船や潜水艦や巨大イカや沈没した戦艦が宇宙に流れていくさまは
全部水に流しちゃえば、人間の業とかを許してくれるんじゃないかって勝手に思う。

でも、漁師さんが一番困るな。 うん。 だから、栓は抜かないでおいてくれ。

寝心地のいい午睡

起きたら寝小便してました。