分かり合えぬ味覚


コンビニで、
おいしそうだと手に取った冷やしラーメンが
いまいちだった。それを選んで失敗だったと
思うほど、いまいちだった。

しかし、
その冷やしラーメンが店頭に並ぶまでには
発案者がいて、何度も会議をし、
試作をし、試食をし、
そして会議をし、作り直して完成したものが
世に出てきたはずだ。
その過程で、作る人、それにOKを出す人、
多くの人の味覚を経て誕生したはずだ。
少なくとも、これに携わった人たちは
これを美味しいと思っているはずだ。

そうなると、私の味覚がおかしいのだろうか、
あぁそうだろう、きっと私の味覚がおかしいのだ。

(写真は↑好物のカレー南蛮うどんを
 新たな角度で見直そうとする根本氏)