階下へ

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とある閉鎖されたビルの地下に降りるであろう階段にシャッターが下りている。
以前はここに何かバーのようなお店があったのだろうか?
そういう体の雰囲気がこの下り階段にはある。
ワタクシのように地下世界に長年住みついていると
下に下に精神なのか、日蔭や半地下、地下鉄などは心落ち着く場所になってしまう。

お天道様はタダだと教えられたが、日蔭者のワタクシには太陽な光さえ贅沢に感じて
日に何回も浴びるのも気が引ける。
週3回くらいで十分な気がする。

人間は日の光を浴びないと病気になるらしいが
ワタクシなんかは人生の病気みたいなもんですから別にいいんですけどね。

20代後半から30代にかけて夜中に仕事をしていたことがあった。
真夜中に働き、日中に寝る。
そういう暮らしがいかに体に精神に悪い事か。
あの頃のワタクシは精神的にもゲスだった気がするなぁ。

ま、今も変わらないんですけどね。

いつか明るいお天道様の下を大手を振って歩けるように、今、何とか、頑張っているところです。