胡蝶の夢

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司馬先生の「胡蝶の夢」読了しました。
江戸時代末期 蘭方医学を学んだ松本良順、司馬凌海、関寛斎のお話である。
以前に江戸時代はのんびりしてて良かったんだろうなぁ。的な発言をこのブログでしたと思うが
この本を読んでそんなことは吹き飛んだ。
江戸時代は身分制度がやかましく、士農工商と呼ばれるがその中でも身分に上下に区分けされ
互いが互いを管理し、時に身分の高いものにはへつらい、身分の低いものには権高になる。
それによって300年近くも江戸期という根本を支えていたということを知って
とてつもなく嫌だな。と思ったりした。
ワタクシなんかは多分江戸時代なら即刻切り捨て御免の目に合っているだろうな。
だって、弱いくせにすぐ噛み付く悪い癖がありますからね。

良かった、今に生きてて。

↑↑の写真はセーフ。
現代に生きてて良かったを表すセーフの図