自家製野菜ソースのハンバーグ讃頌
この、サイゼリヤのひとつのメニューを
いったいどれだけ書けば気がすむのか、
自分でもまったく先が読めない。
今回は趣向を変えて
自家製野菜ソースのハンバーグ=元ディアボラ風ハンバーグの
わき役たちに注目してみる。
ハンバーグに添えられているのは
ハッシュドポテト
コーン
そして目玉焼きだ。半熟の目玉焼きだ。
ハッシュドポテトは以前、普通にフライドポテトだった。
例えばステーキは、主役のステーキのオーラが大きい。
大御所俳優並みの位置づけなので、ステーキにおける添え物、
人参とかほうれん草のソテー、ポテトなどは
平身低頭、主役より二歩も三歩もひくことに徹する。
この自家製野菜ソースのハンバーグにおいて
わき役たちの存在はステーキのそれよりも重要だ。
私はハンバーグと一緒にコーンやポテトを食すことが多いので
ハンバーグとわき役、全体としてのハーモニー、
そしてシンフォニーが大切なのだ。
日本人は口の中で味を作る。
その点からいうと、
ポテトは以前のフライドポテトのほうが好きだった。
これは決してハッシュドポテト批判ではない。