両極端な話


知人T氏は体が大きい。もっとはっきり言うと、太っている。

そして知人T氏はよく食べる。一緒に食事に行っても私より一品多い。その一品が唐揚げだったりする。

突然、知人T氏は
「ダイエットをする」
と言う。
真剣な面持ちで食事制限をするという。

いったんダイエットを始めるといっさい食べなくなる。
もしくは、なんとかダイエットと言ってリンゴだけを食べたり、バナナだけを食すようになる。

当然、長続きするはずもなく効果が表れる前に挫折する。
そしてもとの食生活に戻り
「リバウンドだ」
と言う。

いつもこのパターン。

要は極端なのだ。食べれば食べ過ぎ、食べなきゃ何も食べない。

もっと、ふつーにすればいいだけの話。
食べる量を、私と同じにしてみたらいいだけ。
ダイエットでもなんでもない、彼に必要なのはただそれだけだと思う。

(↑写真は、T氏の大好きなピザ)