ガンダムからヤマト、ヤマトからガンダム


先日、BSテレビで偶然、ガンダム(1st)の放送を見た。
第14話「時間よ、とまれ」でしたが
あまりに懐かしくて最後まで見てしまった。
その後、テレビ版宇宙戦艦ヤマトのリメイク?もBSで見た。
おそらくCG等も交えているのでしょうけど
さすがに画はずいぶんと進化していた。
登場人物は松本零士氏の作風ではなくなっていたけど。
これでヤマトを知る若い人も増えるのでしょうな。

我々世代は、先にヤマトで次ガンダム、という順番で
ヤマトは勧善懲悪、しかも自己犠牲という要素がふんだんに盛り込まれた
作品なのに対し、その後のガンダムがニュータイプ論を立ち上げながら
「人はどこまで分かり合えるか」という
人間の可能性と、アムロ氏の成長、という描き方に
かなりの新鮮さと衝撃を覚えてハマったわけで、
その後のアニメは、勧善懲悪より「主人公の成長」系が主体となったと思う。

ということは、ヤマトを知らない若い世代が、このヤマトをどう捉えるのかが
非常に興味がわくところ。
とかく若い世代と我々オッサン世代は価値観の違いがありますが、
ヤマトとガンダムというこの2つを共有したら、
価値観も一緒になるのではないか、なんてね。