なんでもないようなことが離婚の原因だと思う


またひとつ、おじさんの夢が破れました。
高橋ジョージ氏と三船美佳氏、離婚。
40歳のオッサンが、16歳のうら若き女性と結婚するという
SFにも近いファンタジーを実現したものの、
やはり結果は高城、沢尻両氏と同じく、
おじさんが捨てられるという顛末。
わたしを含め、全おっさんの慟哭が聞こえます。

高橋氏は「やり直したい」と言い、
三船氏は離婚訴訟の構え。
やはりこうなったら、かっこつけてる場合じゃない、
すがってでも「捨てないで」と懇願するしかない。

16歳という、まだ世間も知らないうちに結婚したものだから
おじさん側としてみれば、その後も油断は禁物だったはず。
いったん外の世界を知ってしまったら、
「私の青春て?」と疑問を抱かれたら、
おっさんが捨てられるのは目に見えているからだ。
彼女の心をつなぎとめるために
全力を尽くさねばならないのだ。

離婚というのは、大きなきっかけはあったにしても
それに至る過程は一言では言えないんだと思う。
いろんなことの積み重ねなんだと思う。
高橋氏にとってはなんでもないようなことが
三船氏にとってはとてつもない苦痛だったのでしょう。
そこに気付けなければ、おじさんは永遠に、
「捨てられる」という運命から逃れられない。

高橋ジョージ氏の無念を想い、
今日はふだん飲まない酒をあおってみようと思う。

(写真は↑だいぶ昔の根本氏。受け入れることのできない現実を
目の当りにしたおじさんたちの気持ちは、まさにこんな顔だ)