しくじり先生


最近面白いテレビ番組に「しくじり先生」というのがあります。
有名人が出て来て自分の過去のしくじりを語るのですが、大事MANブラザーズバンドの立川俊之氏が出た回は眼からウロコが落ちまくりました。

「人生が歌詞を超える」
大人になると共感できる歌詞が少ない、と立川先生はおっしゃってました。
確かにそうです。私も同じことを感じています。
巷にあふれる
♪ただあなたがそばにいるだけで~
とか
♪いなくなって初めて知った~
とか陳腐で陳腐で聞くにたえません。
歌詞が聞くにたえないのでおのずと邦楽を聞くことが少なくなります。
さだまさし氏レベルの歌詞でないととてもじゃありませんが聞けません。

立川先生がおっしゃるには
それは「自分が人生を積み重ねてきて、歌詞を超えてしまうから」だと。
そうなんです。
若いころなら共感したかもしれないことも大人になっていろいろ知ってしまった今では、そんじょそこらの歌詞じゃ共感できないのです。
そんなこと分かってるわい!
となるのです。

先生、まさにその通り。今まで喉に突っかかっていたものが一気にとれたようでした。

他にもいろいろ良いことをおっしゃっていた立川先生。
気になって先生のオフィシャルブログをのぞいてみると
冒頭に書いてあったのが
「人生は大いなる暇潰しである」
おっと!
我々(ポンコツの私たち)と同じことを言ってるじゃないですか。

先生、いや、師匠、一生ついていきます。

(↑写真 ひまつぶしに飲むコーヒーはこれから一体どれくらいになるのだろう)