ハセガワ

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函館旅行の目的は↑↑の写真の『ハセガワストア』のやきとり弁当を食べる為でした。
以前にもお知らせしましたが、ワタクシもファンキー焼き鳥ガッツマンとして
色々なやきとり屋を研究中なので、函館で超有名なこちらのハセガワストアで
やきとり弁当がどんなものなのかを知るべく、飛行機に乗った次第であります。


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↑↑がやきとり弁当
やきとりと謳っているのに実はこちら豚肉なんです(笑)
函館では基本(間違ってたら本当ごめんなさい)
焼き鳥は豚肉で焼く串焼きのことで、関東で言う所の所謂焼きトン。
しかも、鶏肉の焼き鳥を食べる場合は「焼き鳥 鶏精肉で」と言うそうなんです。

だから厳密に言えば、焼きトン弁当になるのですが、串に刺さってネギもついてれば
それは「焼き鳥」という事になるみたいです。
http://www.hasesuto.co.jp/images/osusume201501.pdf
ハセガワストアのメニュー↑↑PDF
これは下調べもしてあったので問題なかったのですが
店内はまるでコンビニスタイル。
ていうか、コンビニとスーパーの中間より、ややスーパー寄り。という感じ。
お惣菜コーナーや焼きたてパンなども販売してました。

自分で伝票に欲しい弁当の数量を記入し、レジでお会計して
伝票が厨房に渡され(その全ては丸見えでしたが)いよいよ調理開始。
年の頃だと十代後半から二十代前半のチャライ感じの兄ちゃんが
冷蔵庫から肉を取り出してヒゴグリラーという電気式の焼き台で焼き始めました。
ヒゴグリラーはこちら↓↓
http://www.higo-griller.co.jp/
これは炭焼きで焼くよりも安全かつ誰でも美味しく串焼きが出来る優れもの。
以前ワタクシもこれを使って焼いたことはあります。
電気なんで熱も立ち上がりやすく、難しくありません。
やはり、焼き鳥の花形は焼き。
炭を自在に操り、焼き鳥を焼いていくのが難しい。
熟練の職人が境地に達した時、黄金色のタレと相まって香ばしい焼き鳥が出来上がるのです。
が、
兄ちゃん軽々とまるでひっくり返しながら焼き上げます。
感覚的には焼肉焼くのと変わりありません。
簡単です。
技とかじゃないです。
10分待つか、待たないかくらいで出来上がり。
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せっかくなので、やきとり弁当(小)を3種類
タレ 塩 うま辛
ご飯に海苔 

そしてここからがこの弁当の肝
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蓋の淵に溝がついていて、ここに串をのせて
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引っ張ると、そのまま串が抜けて、食べやすくなるんです!

自分好みに肉を端に寄せるもよし、真ん中にタワーにするもよし
好きに並べて食べることが出来ます!

函館市内に14店舗展開していて、コンビニなので24時間営業。
好きな時にやきとり弁当を食べることが可能です。

1978年から販売して以来、37年。
工夫に工夫を重ねて、函館市民のソウルフードとなっているやきとり弁当。
その伝統の味を体感出来たのが何よりも幸せでした。

長文お付き合いして頂きありがとうございました。