最高に旨いエア寿司 ~谷中 すし乃池 ~


野池幸三 氏…昭和25年に日本橋吉野鮨本店へ弟子入り。40歳で谷中に「すし乃池」を構える。
一、皮目を残した鯛(昆布締めにし、一晩ねかす)
二、本マグロの赤身
三、本マグロの中トロ※中トロなんざ昭和の初めまではなかった
四、一尾で握った小鰭(仕入れたその日に酢と塩でしめ、しめた酢に2日つける)
五、身がつまって大きい北海道石狩湾の蝦蛄(塩ゆでして、煮詰めを塗る)
六、紫海胆(北海道函館)の軍艦巻き※昭和30年頃まで海胆は邪道だって言ったもんよ
七、日本一と言われる宮城県閖上の赤貝
八、煮蛤(火の通りを最小限に)
九、玉子焼き
十、江戸前の穴子(酒、醤油、みりんで落とし蓋をして30分煮、冷やして握る直前にあぶる)

シャリは酢と塩のみなんです。砂糖は使いません。
何千、何万という穴子からできた煮詰めは創業50年ならでは。

(↑写真:駅地下で買った寿司セットでは、どれがなんのネタなのかは提示されない。たぶん、これは鯛なのはないか、きっと鯛だろうと思いながら昆布締めをエアで味わう。いやぁ~最高に旨かった!―川越フーコー)

エア元→http://www.twellv.co.jp/event/sushi/lineup/34.html