江戸前


最近ここで寿司のことを書くことが多いので、やたらと寿司が食べたくなる。なので我慢できなくなるとスーパーとかの持ち帰り寿司を所望するのだが、ホントはそういうことじゃない。寿司が食べたいわけはないのだ。江戸前寿司が食べたいのだ。
では、江戸前寿司とは何か。うーむ。新鮮取れたてをそのままに、ということもさることながらそれよりも、何かしらの仕事がほどこしてある、ということだろうか。たぶんそういうことだと思う。合ってるかどうか分からないが、それよりなにより私の中ではっきりしてるのは
「煮きり醤油が最初からぬってある寿司を食べてみたい」
自分で醤油につけるのではなく、親方が刷毛みたいのでさっと塗るやつだ。BS11「早川光の最高に旨い寿司」で早川氏が自分で醤油をつけるのを見たことが無い。逆に私は、最初から醤油が塗られてる寿司に出会ったことがない。
もはや江戸前かどうかよりも醤油基準になっている私。