最高に旨いエア寿司 ~六本木 材木町 鮨 奈可久~

木戸隆文 氏…故郷大阪で和食を学び23歳の時上京。なかなか仕事場が決まらない中「六本木 鮨 奈可久」鈴木隆久 氏と出会う。ここで14年修行し、2009年独立。※六本木の「奈可久」からの暖簾分けです。

一、墨烏賊
二、鮃 甘酢と塩した利尻昆布で半日しめる(木箱に入れて冷蔵庫にて)
三、小鰭(熊本県天草)強めに塩する
四、細魚さより 軽く塩して酢で〆る。細魚はそんなに味はないのでおぼろを挟む。
五、鯖(淡路島=身が引き締まって酢が浸透しにくい)
六、車海老 黄身酢おぼろに2日つける※黄身酢おぼろは師匠の奈可久が元祖。砂糖を加えた甘酢に玉子を流し入れ20分煎る。
七、赤身のづけ(青森県大間)特製のしょうゆだれに軽く漬け、6~7時間木箱に入れねかす
八、中トロ※背の部分、血合いのとなり( 〃 )5日間熟成
九、煮蛤 むいたまま裂かずにつけこむ
十、穴子(長崎県対馬) あんまり大きいのは使わない
鮨奈可久_2597.jpg
氷を置くのは本家と同じ↑湿度を保った冷気がおりることによって乾燥しにくくなる。