最高に旨いエア寿司 ~大阪・日本橋 福喜鮨 本店~

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明治43年、初代・山本喜五郎が東京柳橋で創業。
大正5年、大阪市日本橋一丁目(現在地)に移転
初代は霊岸島の鳴門鮨(東京市京橋区にあった歴史的名店)で修行。
現在、握るのは3代目・山本寛治(82歳)、仕入れと仕込みは息子の4代目・山本哲義が行う。

カウンターの前には手を洗う用に水が沸いて?ます。

一、鰹 表面をあぶる…皮目と身のあいだにある脂がおいしいのでそれを残すため
二、鯛(明石産) 皮目を部分を湯びきしてからにぎる。
三、墨烏賊
四、牡蠣(三重県鳥羽)大根おろしで洗い(!)くさみをとり、さっとゆでてから氷水でしめ、塩水に10分つける。軍艦で。
五、甘海老(北海道)3尾。レモンと塩で。
六、新子 東京ではお盆くらいが旬だが、関西では秋から冬。
七、蛤 4日つけこむ。
八、蛸 大根でたたいて(!)やわらかくし、下ゆでしてから煮汁で40分。早川氏「柔かいので箸で」
九、穴子(淡路島産)煮汁で20分。一尾まるごと折りこんで握る(↑写真)実は大正時代、東京でやっていた古い仕事 ※この店の名物
十、玉子焼き 玉子焼き専門の職人が作る!決してこげめはつけない。親方「玉子は玉子の色のまんま食べるんだよ」ひと口では食べられない大きさです ※この店の名物その2

古い江戸前の仕事が大阪で脈々と息づいていた!