コミュニケイションブレイクダウン


以下の、バス運転手と客との会話で、改善すべき点を述べよ

<問題>
駅から出発のバスに乗客が次々と乗り込んでいる。そこで中年のサラリーマンが運転手に尋ねる

サラリーマン
「これ、●●線?」

運転手
「●●線・・じゃ、ちょっと分からないですね、何番とか、番号じゃないと」

サラリーマン
「●●線って書いてあるんだよ、ほら、駅すぱあと(インターネットで調べる乗り換え案内)に」
乗り換え方法がプリントアウトされた紙をチラチラ振ってみせる。

運転手
「えきすぱーと、は、ちょっと分からないですね」

サラリーマン
「ちっ、使えねーなー」
バスから去る。

<補足>
このバス会社においては名称として「●●線」とついてはいるが、あまり使わない。確かに運転手が言うように「1番」とか、番号のほうが一般的、だが・・。


<答え>
第一声から捨て台詞まで横柄な態度のサラリーマンにもかなりイライラするが、自分の会社の運航路線である「●●線」が分からない運転手もどうか。
しかしそれが分からなくても一言「どこへ行くのですか?」と行先を聞けば答えは探せたはず。
それをしなかったのは横柄なサラリーマンを懲らしめるためか?
なんならサラリーマンも紙をヒラヒラさせてないでちゃんと広げて見せればよかったものを。
そもそもあれか、駅すぱあとが最初から「●番のバス」って検索結果を出しとけば、こんなことにはならなかっただろ(←八つ当たり)
というわけで、どうにも救いのないこの2人が繰り広げた、渦を巻いて落ちていくような悪循環なやりとり。
結論

世も末。