春の夢

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いつものように松屋の朝定食を食べに行ったら、お店に誰もいない。
厨房にも人がいなくて、あれ?24時間営業なのになー
と思いながらも食券をとりあえず買ってみて、いつものテーブル席について
誰か来ることを待ってみる。
多分、そのうちに事務所らしき所から誰か来るだろうと高をくくって
座って、スマホなんぞをいじりながら、ニュースをくくりながら
待ってみる。
いい加減に誰もこないなーと思って、来たら外国人の店員だろうと
日本人のいつもの感じの良さげなおばさんだろうと、容赦なく文句の一つでも言おうと
思っていると自動ドアが開いた音がした。
店員だろうと思い、テーブル席から死角になっているので、入口を付近をのぞくと
疲れ果てた俺が同じように食券を買っている。
アレだなと。
すぐにピンときて、これはパラレルワールドでつまり、何分後かの自分が時空のゆがみで
同じ世界にたどり着いた系のアレだと、すぐに確信して
つまり、これは夢なんだな。
そうだ夢だと開き直って、このまま仕事も何もせずに、ここで固くて寝づらいソファで
うたた寝なんぞでもして、然るべき時間に起きればいいと思い、眠ってみた。
案外深く眠ってしまい
起きたら夜明けで、窓外の風景は朝ではなく、夕方風で飛び起きてスマホを見ると
ラインの表示が569となっていて、自分でも見るのはとても怖くて
もう一度寝てみたら、ベトナム人風の松屋の店員に起こされた。
かなり怒っているようで、女の店員なのに胸倉をつかまれて、何か分からないけど
多分、かなりオレを罵倒してるだろう言葉でなじりながら
出ていけと言わんばかりに、ドアをさしている。
眠る前の状況もあって、店員に怒鳴り散らしてやろうと思ってたことが出来ずに
フガフガとオレも何か言おうとしたけど、とりあえずドアに向かい
開けたらベトナムみたいな町並みで、唖然とした。
ところで目が覚めた。

そうね 疲れてるね。