新たなる関門(本日のエア寿司)

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<本日のエア>
エア寿司は鮨だけでなく、店の雰囲気や周りの客も含めたエア店内でいただく。
つい先日、寿司屋の試練をひとつ乗り越えたと思ったら新たなる試練が。
時折、崩れる握りがある。
箸でつまめばご飯だけがボロッと落ちてしまい、
手でつまめばご飯がポロポロと崩れてこぼれ落ち、米粒が目の前に散乱する。
エアとはいえ、これは恥ずかしい。

そもそも私は、よく言う“口に入れた途端はらりとほどけるシャリ”というものを良いとは思っていない。
世の中なんでもかんでも柔かきゃいいみたいな風潮にはヘキヘキしてる部分もある。
鮨でなくても“口に入れた瞬間とけてなくなる”だの“外はカリカリ、中はふわっふわ”だの
美味しさが一辺倒でしかない。
はたしてその流れからくるこの、崩れる握りなのかは分からないが、職人さんが目指すのはふわっふわのシャリなのだろう。
カッチカチでもイヤだけどね。

さて、これはどう乗り越えればいいのだろうか。

おそらく、ご飯と魚が分離するものについては手で、
シャリがボロボロと崩れるのは箸で、崩れるがまま定食のように食すべきなのかもしれない。
問題は、出てきた時にこれがどちらなのか、これに当てはまる握りなのか。ということだ。

さすがに課題はだんだん難しくなっていく。

(写真↑スーパーで買う持ち帰り寿司はしっかり握られているので・・・練習できない)