下品とは何か(本日のエア寿司)

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先日のエア寿司ではとなりに身なりのいい男性がひとりで寿司をつまんでいました。
大将とのやりとりの感じからすると、やや常連。濃い常連ではないけど顔は覚えられてる程度か。
私の方があとから入ったのでその男性はけっこう食べ進んでる様子なのですが、もしかしたらグルメにうるさいタイプか、と思わせるくらいのたたすまい。

しかし。

寿司を食べる時にクチャクチャと音をたてる。
次の一貫も、その次の一貫もクチャクチャと音を立てながら食べる。

うーむ。

なぜ音が出るのかはハッキリしてる。
噛む時に口を開けながら噛んでるから。
口を閉じたまま噛めばクチャクチャというような音が出ることはない。

うーむ。
すぐ隣にいる私はどうしても気になります。
音を立ててる本人は気にならないからそうしてるのでしょうけど、
どうしても気になります。

不思議なもんでそれが分かると、身なりのいいグルメな男性のイメージがガラガラと崩れていきます。
品の良さが失われていきます。
品が無い、と言ってしまえば簡単ですが、でも本人はそうは思ってないからそうしてるのだろうし、
でも周りを不快にさせない心遣いこそ品性なはずで、でも周りを見渡しても何が不快かが分からなければ気遣うこともできないわけで・・・という堂々めぐり。
ということは偉そうなこと言ってる私も知らないうちにやってることがあるかもしれない。自分では分からないわけだから。
上品とはなんだ、下品とはなんだ、エアで寿司を食べながら考えます。